ページ

2017年6月19日月曜日

チャレンジしたから今がある! 6月18日登壇します☆

30代前半
専業主婦だった頃、自分の未来なんて考えたことがなかった。
人生の全てを家族のために時間も労力も尽くすことが
私自身の幸せにつながっていくと思っていた。
私の中には、
男性は仕事、女性は家庭という強固な固定的性別役割分意識があった。

でも、何かが違う。自分らしくない。
心の奥では、働きたいという気持ちがあるのに。
何かを始めようと思っても
子ども達はどうするの?
預ける?いや、かわいそう。
そんなことを考えるなんて、
悪い母親かもしれない。

でも、なんだか苦しい。
私はこれでいいの?
どうして、こんなにイライラするの?
このどうしようもないイライラはどこにぶつけたらいいの?

毎日毎日、子育てと家事の日々。
同居して、長男の嫁としてどうあればいいのかと
世間一般の長男の嫁というイメージに合うように
自分を演出し朝、昼、夜と食事を作り
家庭の中に自分を閉じ込めていた。

専門学校を卒業後、就職し8年間勤務した仕事は
とても充実していたし、ずっとキャリアを積んで行きたかった。
妊娠8ヶ月の頃、本当は仕事を続けたかったけど諦めた。
両立はきっと無理だろうと決めつけていたから。
チャレンジしなかったこと、自分が無知だったこと
そのことがずーっと後悔として心に残っていた。

自分が決めたことなのに、
夫や子どもにその感情をぶつけていたのかもしれない。
どうしてこんなに怒りたくなるのかな。
このままでは私が私じゃなくなりそう。

長男が5歳、次男が3歳のとき、働かないといけない事情が生じ
勇気を出して、次男を一時預かりの民間保育所に預けて
仕事探しをすることになった。

初めて、民間保育所に預けてハローワークに行った。
ものすごく辛かった。
わけのわからない罪悪感でいっぱいになった。

預けた後、泣きながら、車を運転していた。
なんて悪い母親なんだろう。
それくらい子どもを自分の都合で預けることに抵抗があった。

運良く、パートの仕事が決まり働き始めた。

仕事をしている私という姿は
自分を取り戻したようで
働くことがとても楽しかった。

それでも、いつも誰かから、子どもが病気をしたらどうするの?
小さい子どもいるのに、働いたらかわいそうじゃないかと
誰からも言われていないのに、頭の中によぎってくる。
何度もなんども。

子どもの表情を見て
保育園楽しいんだねと気付く時間と
周りに働いているお母さんたちをたくさん見ることで
だんだんと抵抗感がなくなっていった。

一番の転機は
男女共同参画社会基本法を
知ったこと。学んだこと。
どこから湧き出てくるのかわからない
得体の知れない罪悪感を
言葉で説明してくれた。

夫のせいでもなく
子どものせいでもなく
自分の意識の中に
その理由があったことに
気付けた。

あれから、20年近く経った今
あのとき、勇気を出して仕事を始めて良かったと思っている。

会社に雇わる形でなくても、子育て以外に自分が関心を持っていること
こうしてみたいと思うこと
自分らしい姿を想像できる何かを初めて見るのもいい。

マミースマイル保育園代表雁瀬 暁子さんのモデレートにより
パートから仕事をスタートして小さく小さく一歩一歩階段を登ってきた
私と櫻井 ちはるさん、
そして、今、専業主婦で雇用される働き方はしていないけど、社会にアンテナを貼って、やってみたいことを積極的に行動し、自分らしい生き方をされている井上 恵美さん
稲生 茉莉子さんと一緒にお話しさせていただきます。

どんな展開になるのかワクワクしています!(^^)